令和６年 ５月法話 青色青光 黄色黄光その１
先月４月になると小学校の新１年生が新しいランドセルを背負って学校に行きます。ランドセルは、昔は、
黒色と赤色しかなく、しかもただ教科書ノート等を詰め込む重いイメージがありましたが、最近は、軽く
て丈夫でピンク色や青色や黄色カラフル色等、種類も豊富で、まさに一人一人の児童の為にそれぞれ
の色で輝いているランドセルを背負って通学する姿が見受けられます。『阿弥陀経』というお経の中に
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青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光
『しょうしきしょうこう おうしきおうこう しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう
(青色には青光、黄色には黄光、 赤色には赤光、 白色には白光ありて)』
(阿弥陀経 浄土真宗聖典註釈版１２２ページ)
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と書かれています。青色は青い光を黄色は黄色い光を赤い色は赤い光を白色は白い光を放ちそれぞれ
の色で美しく輝いているのです。煩悩具足のこの私が阿弥陀さまのお目当てとし救わずにおれないと今
ここで働き詰めに働いてくださっているのです。阿弥陀さまのみ光に照らされて私の色に気づかされ、
私の色で輝くことにご恩感謝のお念仏を朋に称えながら日暮らし致しましょう。