平成２５年１月
強く明るく生き拔きます
年の始めならばこそ、私の人生の生き方を考えてみなければならないと思います。ご開山親鸞聖人 の９０年のご生涯は、どのような逆境にもくじけず、流されず強く明るく生き抜かれたのは、阿弥陀 さまの他力念仏のお働きなのです。教證寺では、年初めの修正会でおつとめさせていただく親鸞聖人 の現世利益和讃（げんぜりやくわさん）のなかに
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南無阿弥陀仏をとなふれば、四天大王もろともに、
よるひるつねにまもりつつ よろづの悪鬼をちかづけず
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あるいは
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南無阿弥陀仏をとなふれば、十方無量の諸仏は
百重千重圍繞（ひゃくじゅうせんじゅういにょう）してよろこびまもりたまふなり
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とありますようにお念仏を申すものには、四天大王が守って、たとえタタリも悪霊も近づきおびやか すことはできません。あらゆる世界の諸仏が百重にも千重にも取り囲んで心から喜んで守ってくださ るのです。まさに大安心のなかに朋にお念仏をとなえながら強く明るく生き拔（ぬ）かせていただき ましょう